
こんにちは、ノキオです。
皆さんは、「炊飯器って本当に必要なのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は僕、思い切って炊飯器を手放し、ティファールの「ライスポット」でご飯を炊く生活を始めてから、あっという間に3年半が経ちました。
今回は、長く使い続けてきたからこそ分かる、ライスポットの良いところや少し気になるところを、包み隠さずお話ししたいと思います。
炊飯器のない暮らしに少しでも興味がある方に、ぜひお読みいただけると嬉しいです。
きっかけ|炊飯器を手放したかった、というミニマリストの葛藤
僕はもともとミニマリスト気質で、モノを減らすことにわりと本気で向き合っているんですが、その中でずっと引っかかっていたのが炊飯器でした。
だって、炊飯器って基本的に「ご飯を炊く」以外に使い道がない。それなのに、キッチンの中でそれなりのスペースを占領する。
これ、断捨離を進める身としては、地味にストレスだったんですよね(笑)
そこで、炊飯器の代わりに「炊飯鍋」でご飯が炊けないかと思い立ち、たどり着いたのが、ティファールの「キャストラインアロマプロ ライスポット」(3合炊き)でした。2023年1月、Amazonで5,636円で購入しました。
この鍋を使い始めて、もう3年半が経ちます。今回は、そのくらいの期間使ってみて感じた、良かったところ・気になったところを正直に語っていきたいと思います。

使ってみて良かったところ
炊飯時間が圧倒的に早い
まず一番驚いたのが、炊飯にかかる時間です。
炊飯器だと、早炊きでも40分前後、通常炊飯なら60分くらいかかるのが普通だと思うんですが、この鍋は火にかけてから炊き上がりまで、最短でおよそ20〜25分。
「今すぐご飯が食べたい」というときに、本当にすぐ炊けるのはかなり嬉しいポイントでした。

20分ちょっとでご飯が炊けちゃうんです!
炊飯器の「早炊き」よりまだ早いって、控えめに言ってもすごいですよね(笑)
とにかくご飯が美味しい
そしてこれが一番大事なところなんですが、炊き上がったご飯が普通に美味しいんです。
さすが炊飯専用の鍋だけあって、上蓋がずっしり重い。たぶんこの重さのおかげで、加熱中の蒸気がしっかり鍋の中にとどまって、芯まで均一に熱が入り、米粒一つひとつがふっくら仕上がる…という理屈なんだろうな、と勝手に思っています。

炊飯器で炊いていた頃と比べて、毎日のご飯が明らかに美味しくなって、正直、お米を食べるのが毎食楽しみになりました。
使わないときは、片付けられる
炊飯器って、常時コンセントに繋がっている前提の家電なので、置き場所がどうしても固定されてしまいます。
でもこの鍋は、洗ったらそのまま収納棚にしまえる。キッチンをすっきり見せたいミニマリストには、まさにうってつけの一台だと思います。
おこげも自在に作れる
これはお鍋ならではのポイントなんですが、
おこげが好きな人は、炊飯時間を少しだけ長めにすることで意図的におこげを作ることもできちゃいます!
炊飯器では味わえない、お鍋調理ならではの楽しみ方です。
火加減は思ったより難しくない
炊飯鍋と聞くと、「火力調整が難しそう」「火加減が繊細でハードルが高そう」と思う人が多いんじゃないでしょうか。僕も最初はそう身構えていました。
でも実際は、一度コツを覚えてしまえばそこまで大変じゃありません。
僕がいつもやっている3合炊きの手順はこんな感じです。
- 水は600mlを計量して鍋に入れる
- 最初はしっかり沸騰するまで強火
- 沸騰したら弱火・とろ火にして、15〜16分ほど加熱
本来は炊き上がった後に「蒸らし」の時間が必要と言われていますが、僕の場合は炊き上がってすぐ食べても味の変化はあまり感じません。しかも、炊飯鍋としての炊き方が詳しく書かれた説明書も付属しているので、初めて使う人でも迷わず炊けると思います。


ポイントは「強火でしっかり沸騰させてから弱火」の一点だけ。
ここさえ押さえれば、炊飯鍋デビューも怖くないですよ。
玄米・雑穀米・炊き込みご飯にも対応できる
普段は白米しか炊かないという方でも、実は玄米や雑穀米、炊き込みご飯の素を使った炊飯にもちゃんと対応できます。
玄米を炊く場合は、白米のときと同じ水加減・加熱時間ではうまく炊けないので、同封の説明書に載っている玄米用の水加減・加熱時間を参考にする必要があります。ここは白米のつもりでやると失敗するので注意です。
一方、雑穀米や市販の炊き込みご飯の素を使う場合は、それぞれのパッケージに書かれている水の分量さえ守れば、白米のときと同じ感覚で問題なく炊けます。
普段のご飯だけでなく、こういうアレンジ炊飯にも柔軟に対応してくれるのは、地味に嬉しいポイントだなと感じています。
炊飯以外にも使える
炊飯専用の鍋ですが、実は炊飯以外の調理にも普通に使えます。
底が深い形をしているので、さつまいもやとうもろこしなど、長さのある野菜を丸ごと茹でるのに便利だなと感じました。パスタを茹でるときにもよく使っています。
18cmという口径のわりに深さがあるので、形としては鍋というより「小さめの寸胴」に近いんですよね。パスタを折らずにそのまま入れられるのも、この深さのおかげだと思います。
ただ、僕が使うのは基本的に「茹でもの」だけです。
構造的には炒め物も煮込みも作れると思うんですが、これはあくまで炊飯鍋なんですよね。油や香りの強い調理をして、鍋自体に匂いや調味料が残ってしまうと、次に炊くご飯の方に影響が出てしまうかもしれない。
せっかく「ご飯が美味しく炊ける」ことが最大の魅力の鍋なので、そこを自分から手放すのはもったいないなと。
なので僕は、味の濃い調理はフライパンや別の鍋の担当、と割り切っています。同じことが気になる方は、茹でもの中心の使い方から始めてみるといいんじゃないかと思います。
使ってみて気になったところ
炊飯予約ができない
炊飯器のような「タイマー予約」機能は、この鍋にはありません。
朝、出勤前にセットしておいて、帰宅したらご飯が炊けている——というような使い方はできず、炊きたいタイミングでその都度、リアルタイムで火にかける必要があります。予約炊飯を日常的に使っている方には、正直あまり向かないかもしれません。
ただ、3年半使ってきて思うのは、そもそも予約炊飯の出番が無くなったということでした。
この鍋、火にかけてから20〜25分で炊き上がります。帰宅してから米を研いで火にかけて、その間に味噌汁とおかずを作る。気づいたら炊けている——という流れになったので、「朝のうちにセットしておく」という工程そのものが要らなくなったんですよね。
予約炊飯って、よく考えると「炊くのに時間がかかるから、寝ている間や外出中に済ませておきたい」という機能なわけです。
炊飯時間そのものが短くなると、その前提が崩れる。
ちなみに僕の場合は、ご飯を食べたいタイミングで3合を一気に炊いてしまうやり方に落ち着いています。炊き上がった直後にその場で食べる分だけをよそって、残りは別の容器に移して冷凍庫へ。食べたくなったら解凍して温め直す、という流れです。
予約ができない代わりに、「食べたいときに炊く」に運用ごと切り替えてしまった、という感じでしょうか。
とはいえ、朝起きた瞬間に炊きたてが待っている、というあの体験だけは再現できません。ここは正直、諦めるところなんだろうなと思います。
火から離れられない
火を使う調理なので、炊飯中はどうしても火の元から離れづらいです。
実際、タイマーが鳴っているのに気づかず放置してしまい、適正な炊飯時間を大幅に超過して加熱し続けてしまったことがあります。気づいたときには、鍋の中は大量のおこげだらけ(笑) さっき「おこげも自在に作れる」とメリットで紹介しましたが、狙わずに大発生させると、ただの後片付けが大変な失敗談になります。炊飯器の「ほったらかしでOK」という安心感とは真逆のポイントですね。
保温ができないので、保存はこまめに
保温機能がないので、炊いたご飯を食べきれないときは、なるべく早く別の容器に移して冷凍保存に回す必要があります。
これも実体験なんですが、炊いたご飯をそのまま鍋の中に入れっぱなしにしてしまい、特に夏場は数日後に鍋を開けたら見事に傷んでいた、ということが何度かありました(泣)
鍋自体を保存容器代わりにはできないので、食べない分は炊いてすぐ別容器に移すのが鉄則です。

あのときの絶望感は今でも忘れられません…。保温がない鍋だと油断は禁物です。
コンロを一口占領してしまう
炊飯器と違ってコンロで火にかけるタイプなので、炊飯している間はコンロを一口占領してしまいます。
特に、単身向けのマンションやアパートだとコンロが一口・二口しかないことも多く、炊飯している間は他の調理と同時進行がしづらいというのは、地味に気になるポイントでした。コンロの数に余裕がある家庭ならあまり問題になりませんが、一人暮らしの方は購入前に確認しておいた方がいいと思います。
他の炊飯鍋とも比べてみた
炊飯器の代わりを探すとき、選択肢はティファールのライスポットだけではありません。有名どころだと、土鍋の「長谷園 かまどさん」や、アルミ製の「文化鍋」もよく名前が挙がります。それぞれの特徴をざっくり比べてみました。
| 商品 | 熱源 | 価格帯 | 炊飯時間の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ティファール ライスポット | IH・ガス火 | 6,000円台〜 | 20〜25分 | 軽くて収納しやすく、多用途に使える |
| 長谷園 かまどさん(土鍋) | ガス火(IH対応は別モデル) | 14,000円台〜 | 中強火11分+蒸らし20分。火加減調整が不要 | 遠赤外線でふっくら炊けるが、重くて割れるリスクもあり、使い始めに目止めが必要 |
| パール金属系 文化鍋(アルミ) | 主にガス火 | 2,000〜3,000円台 | 15分+蒸らしで約30分 | 軽量・安価だが、保温力や耐久性はシンプルな作り |
「かまどさん」は火加減いらずで美味しさに定評がありますが、値段も重さもワンランク上。文化鍋は安くて手を出しやすい反面、機能はかなりシンプルです。ティファールのライスポットは、ちょうどその中間で「軽さ・スピード・多用途性」のバランスを取った位置づけだと感じています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ティファール キャストラインアロマプロ ライスポット(E25195・18cm) |
| 炊飯容量 | 3合炊き |
| 対応熱源 | IH・ガス火 |
| 購入時期・価格 | 2023年1月・Amazonで5,636円(購入時価格) |
| 炊飯時間 | 最短20〜25分 |
| 保温機能 | なし |
「3合炊き」って、実際どのくらいの量なの?
スペック表に「3合炊き」と書かれていても、正直ピンと来ないですよね。僕も買う前はまったく分かっていませんでした(笑)
3合は炊き上がりでおよそ1kg。茶碗1杯を150gとすると、6〜7杯分になります。
僕は一人暮らしなんですが、この3合を目いっぱい炊いて、だいたい1〜2日で食べきるペースです。成人男性ひとりなら、そのくらいの感覚だと思っていただければ。
逆に言うと、3〜4人のご家族には、正直あまりおすすめできないかもしれません。
3合だと1回の食事でほぼ無くなってしまうので、毎食炊くことになります。炊飯時間が20〜25分と短いとはいえ、それを毎回やるとなると話は変わってきますよね。ここは一人暮らし〜二人暮らしの道具かなと感じています。
ちなみに、1合や2合だけ炊くという使い方は、僕はほとんどしていません。なので少量で炊いたときに仕上がりが変わるのかどうかは、正直よく分かっていないです(^_^;) 基本は3合いっぱいで使う鍋、というのが僕の使い方になっています。
本体サイズは18cm。炊飯器のように置き場所を決めて据え置く必要がないので、使わないときはシンク下にそのまま収まります。
「持ち物を小さくする」という意味では、こんなものも試しています。手のひらに収まるシェーバーの話です。
手のひらに収まる電動シェーバー!Panasonic「ラムダッシュ パームイン」を実際に使ってレビューまとめ|炊飯器を手放したい人にこそ試してほしい
ティファール キャストラインアロマプロ ライスポットは、炊飯予約や保温ができないという割り切りが必要な鍋です。
それでも、
- 圧倒的に早い炊飯時間
- 炊飯器を超える美味しさ
- 使わないときは片付けられる収納力
- 玄米・雑穀米・アレンジご飯への対応力
- 炊飯以外の調理にも使える汎用性
を考えると、3年半経った今でも「乗り換えて良かった」と心から思える一台です。

炊飯器のスペースが気になっている方、ミニマルな暮らしを目指している方には、ぜひ試してみてほしいと思います。

3年半経った今も現役バリバリで活躍中です。
気になった方は、ぜひ一度試してみてくださいね!



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